ブレーキキャリパの加工工程を改善

ニアネットシェイプの鋳物を高速 CNC で 加工するなど、複数の工程を経て生産されているブレーキキャリパ。

 

加工したパーツは腐食を防ぐための化学処理を施した後、ブレーキに組み込まれます。

現場でのブレーキキャリパの測定には、専用ベンチゲージや専用ハンドゲージが複数用いられることが一般的です。

 

工程内検査では、シール溝やピストンボアなど安全上重要な形状を全数検査しています。

 

本ケーススタディでは、設計、測定そしてテストを厳密に行うことが求められているメーカーが、レニショーの技術でブレーキキャリパの加工工程を改善した一例を考察します。

 

* お客様により工程や検査方法が異なる場合がございます。 

測定工程の集約とゲージの新規購入費を削減

EQUATORに置き換えることで、ハンドゲージやベンチゲージなどによる測定工程の集約によるコストの圧縮と、新規ゲージを用意することが不要となり購入費を削減することが可能です。

 

EQUATORは、マスターパーツと加工パーツを比較してOK/NG判定を行います。

マスターパーツを再測定すること(リマスタリング)で、温度変化の影響をリセットできるため、広い温度範囲で高い繰り返し精度を確保できるのが大きな特徴です。

 

また、測定結果は、簡単に外部出力や分析、フィードバックに使用できるため、プロセスコントロールの向上に貢献します。

 

工程内検査の項目、直径、直角度、同心度、平行度はEQUATORで全数測定することができるので、ほかの検査装置が不要となります。

比較測定による、工程内検査の良否判定を自動化

製造工程での検査には、マイクロメータ、ノギス、ハイトゲージ、ボアゲージ、専用ゲージなどのゲージが使われています。

 

EQUATOR(イクエータ)は、その様な工程内検査において、量産品の加工の管理に使用するゲージシステムです。販売開始以降、国内外の数多くの量産品メーカーでご使用いただいており、インラインのゲージシステムとしてはもちろん、抜取り検査用のゲージとしても使用されています。

 

EQUATOR は、プログラムによる完全自動測定であることと、シンプルなユーザーインターフェイスを採用したことで、作業者の熟練度に影響されることなく使用できるゲージシステムになっています。ゲージでありながら汎用性の高さも実現しています。

 

測定プログラムを編集することで、設計変更、測定箇所の追加変更に対応でき、測定プログラムを追加することでデザインの違うパーツ、工程が異なるパーツも1台のEQUATORで測定することができます。

 

通常、品質保証部で行われる三元測定機でのパーツ測定は、室温とパーツ温度が管理された環境で行われます。

 

しかし製造現場の室温や工程内のワーク温度を一定にすることは不可能なため、寸法そのものを測定するのではなくリングゲージやブロックゲージなどのマスターとの差を比較する方法が広く行われています。比較測定にすることで、熱による影響を小さくすることができるためです。

 

EQUATORは、マスターパーツと加工したパーツの比較測定を行います。

 

三次元座標測定をベースにした寸法と位置の測定をしますが、三次元測定機とは測定原理が異なりため、現場での量産品の傾向管理に適したゲージシステムとなっています。


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